スノウ
 


行きしに誰かが付けた足跡
なぞるように僕は歩いてる
今此処で見てる景色も
すでに他人が見た景色か

帰りに僕が付けた足跡
真っ新な雪を汚してく
まるで人類最初の一歩目を踏み出したみたいだな

白い雪が心までも隠してしまったよ
そんな雪も朝になれば跡形もなく消えてしまうのさ

まるで全てがなかったかのように
悲しみさえなかったかのように

ふと気付けば辺り一面
光り輝く白銀の世界
目を凝らせば辺り一面
見たことのないそれは新世界
空き地に停められた
トラックの真っ赤なテールランプが世界を紅く染めていく

世界を紅く染めていくんだ

白い雪が心までも隠してしまったよ
そんな雪も朝になれば跡形もなく消えてしまうのさ
淡い雪が君も僕も隠してしまったよ
そんな雪も朝になれば跡形もなく消えてしまうのさ

まるで全てがなかったかのように
あの悲しみさえなかったかのように








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